【脱力・重力・骨盤】ZWIFT でペダリング練習【脱・初心者】

  • 2021年7月5日
  • 2021年7月7日
  • ZWIFT

一夜漬けでペダリング練習をして、挑んだ富士ヒル。踏んでしまい最後は脚が痙攣して終了。

 

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反省から脱・初心者を目指し、ペダリング練習を欠かさずやっています。

 

 

2ヶ月ほど前にフィッティングを正しく調整。ロードバイクを安全に乗るための初心者ポジションから、より前傾姿勢になりました。

それからペダリングを意識するようになりました。

 

ロードバイク購入時のフィッティングで、パワートレーニングしていたので体への負担が大きかったそうです。膝が開きガニ股になっていました。自分では気付いていませんでした。

 

初心者が安全に乗れるようになったら、フィッティングを見直す必要があります。お金がかかるかもしれませんが、後から修正する時間を考えるとコスパがいいです。

 

僕はお店で時間をかけて正しく直してもらいました。

 

  1. ハンドルの位置が下がった
  2. サドルが高くなった
  3. クリート位置が変わった

 

フィッティングによって全く違う乗り物になりました。骨盤の位置、膝の位置、クリートの位置、全てが変わります。

 

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ペダリングの一連の動作が、今までと全く違う感覚になりました。

なので、時間がある時にペダリング練習を取り入れています。初心に戻り、一から取り組んでいます。

 

スマートローラーを使うと、安定した状態で出来るのでおすすめです。
ZWIFTは、ERG(自動負荷調整)機能が付いているので最適です。外だと危険だし、余計な負荷がかかるので思うようにできません。

 

ペダリングの練習は、毎日ワークアウト前の10分と、週に1~2時間ほど行っています。リカバリーを兼ねて疲れを抜きつつと言った感じです。

 

 

現在、練習しているのは俗にいう「脱力ペダリング」ってやつです。

 

「力を使わない」イメージが難しいですが、YouTubeを見たり本を読んだりなんとなくつかんできました。

出来るようになるまではかなりの時間がかかると思います。

しかし、失敗を繰り返さないためにも習得を目指します。

 

【脱力・重力・骨盤】ZWIFT でペダリング練習【脱・初心者】

 

ZWIFTワークアウトの前に、毎日10分のペダリング練習を行っています。

 

0時、1時30分、3時、6時を感覚で覚えるために、ペダルがどこにあるのか鏡で場所を確認します。

 

 

チャリダーでおなじみ、ドクター竹谷賢二さんのペダリング練習方法です。上死点でギアをつかみ、チェーンを回しているの分かります。

地道な作業ですが、毎日くり返している内につかめてきました。

 

次に行ったのは、重たいペダルで踏み込まない感覚をつかむトレーニングです。

俗に言う「脱力ペダリング」を意識して、次の3つの事をワークアウトに落とし込みました。

 

  1. ・・・重力を理解する
  2. ・・・重力をもっと理解する
  3. ・・・骨盤を意識する

 

上記を掘り下げます。

 

その1・・・重力を理解する

一流選手の様な筋力、体力、パワー、才能はありません。

唯一同じ力を使う事ができます。

それが、重力です。

 

重力が、脚の重さを動力に変えてくれます。脚は自然と下がる。これをペダリングに落とし込みます。

 

ペダルに載せた脚は、その重さで勝手に下がって行きます。力を使う必要がありません。下げたペダルが下死点に来た時、反対側の脚は上死点にくるので、理論上力を入れなくてもペダルが回る事が分かると思います。

 

当たり前の事なんですけど、いざ実践してみると難しい。頭では理解してもつい踏み込んでしまいます。

 

その2・・・重力をもっと理解する

前傾姿勢になるとさらにペダルに重さがかかります。

脚の重みに体の重さも加わります。そのまま手を離すと勢いで下死点までペダルが一気に下がります。

 

重くなれば楽になりすが、ペダルリングはがスムーズにできません。下死点で重力がかかりすぎてしまうと、下方向へ大きな力がかかりすぎてしまい、円運動から外れチェーンを引けていないのが分かります。

 

脚の重さや体重を制御して、4時以降は上向きの力へと変えていくイメージです。

 

その3・・・骨盤を意識する

骨盤を入れた状態で、太ももや大殿筋の重さを重力に逆らわずにペダリングをしました。

もも上げではなく、骨盤を引き上げ股関節からペダルに重さを伝えます。

 

椅子に座って脚を上げる時に膝からではなく、片方のお尻から上げるイメージです。この時逆側の脚は力を入れていないのに、地面を踏み込んでいると思います。

つまり、お尻や骨盤が使えていれば引き足はうまく使えています。逆に、引き足を使う意識をすると、ふくらはぎ等余計な筋肉をつかってしまいます。

 

これら3つの事が作用すれば、ペダリングはきれいに回す事ができます。重量を利用して、股関節で回す。足首も含め膝から下は力が入っていないのでクランクと一体化し、自然にきれいな円運動に限りなく近くなります。

 

骨盤が入っている状態とは?

座った状態でお尻を触ってみると、硬い部分があると思います。これは、坐骨と言う骨です。

坐骨をサドルにグッと押し付けつると骨盤が起きてきます。これが、骨盤が入っている状態です。実際のロードバイクでは、前傾姿勢となるので、斜めから坐骨をサドルに押し付け、入った状態を保ちます。

座骨を押し付けなくても骨盤が入った状態を保てるように、体幹を使ってフォームを安定させます。

 

Zwift でのトレーニング

 

余計な負荷がかからないようにERGモードでワークアウトを選択します。

自動負荷調整なのでギアも変える必要もありません。

一定時間安定してペダリングに取り組めます。

 

「Active Recovery」等の一定時間負荷が同じワークアウトをおすすめしますが、強度が高すぎると踏み込んでしまうので、FTP下げて行っています。

 

毎回選択するのが面倒なので、カスタムワークアウトを作成しました。作成方法は以下の記事を参考にして下さい。

 

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FTPの35%ほどの負荷で設定しています。

アウターリアで、半分より上のギア、トップに近い感覚で負荷を設定します。

重たいギアをスムーズに回す練習なので。

 

10分ほどウォームアップを適正のケイデンスで行います。いきなり始めると脚や膝に負担がかかるので慣らしてから。

 

アップが終わったら、ケイデンス45回転程、脱力を意識しながらゆっくりと回します。負荷がかかますが、踏み込まないでスムーズにを心掛けました。

 

 

  • ・ペダルの位置
  • ・フォーム
  • ・骨盤

 

一回転、一回転、上死点で重さをかけ下死点に来ている時は、脚は戻る動作をしている事を確認します。

 

慣れないうちは、ももに力が入っているので、ペダルが重たく感じました。重力で回せる感覚がつかめてくると自然にペダルが回ります。「脱力ペダリング」は、少ないパワーで楽に回す事が目的です。

 

脚の重さだけでスムーズに回せるようになります。

少しずつケイデンスを上げると、重力に回転力も加わるので、力を入れなくても勝手にペダルが回っていきます。

 

上死点で脚の重さ、3時の位置、6時の位置を確認。この時、鏡を使って感覚と視覚で覚えるようにしています。

 

30分から1時間ほど回すので、強度目的ではありません。リカバリーの一環としてです。朝、通常ワークアウトをして夜リカバリーの間のスキル練習と言った感じです。

 

効果:苦手なワークアウトが出来るようになった。

インターバルトレーニングが苦手で、途中で諦めることが多かったのですが、ほぼクリアできるようになりました。

高ケイデンスのVO2max等も出来るようになったので、効果はかなり高いと思います。

FTPが上がる事はないですが、楽になるのは大きな収穫でした。

 

こういった地道なトレーニングって後回しにしたくなりますが、近道になるし重要かも。ペダリングを知るとさらにロードバイクが面白くなりますね。

 

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