LSDトレーニングに取り組もうと思っているんですが、ちょっと心配事が。
「LSD不要論」です。
LSDとはロング・スロー・ディスタンスの略。ぶっ飛び系の薬ではありません。
自転車の世界だと、低強度で長い時間乗る事です。
ここで言う低強度とは、最大心拍数の70~80%程度で乗る感じです。
なぜ不要かと言うと、短時間高強度トレーニングを継続的にしているのであれば同じような効果が得られるらしい。なのでわざわざ長い時間乗ってても意味がないんだとか。
我がバイブル「ロードバイクの作法 やってはいけない64の教え」でも“LSDは乗り足りていればやらなくてもいい”と書かれています。
ちなみに、この本は、初心者は絶対読んだ方がいいのでおすすめ。もちろんLSDトレーニングの方法、最大心拍の求め方など細かく教えてくれます。
何よりペダリングのスキルアップを目指すなら読むべきだと思います。
“乗り足りていればやらなくてもいい”とは、上級者向けの言葉だと思っています。
ただ乗るだけなら誰でもできますが、安定したフォームで、無駄のないペダリングを高強度トレーニングで意識しながら乗るのはとても難しい。
ちなみに竹谷さんは、あまり乗れてない時やペダリングのスキルアップの時にLSDを取り入れるそうです。
竹谷さんのように一流の方が未だに取り入れています。
1年そこらのパワートレーニングでたまたまFTPが上がった素人がやらないのは、やっぱりおかしいなと。
LSD練を継続させてどうなるか試してみたいと思って始めています。ペダリングやフォームを意識できる範囲であえて強度も下げます。
ZWIFTの「Endurance」は、FTPに対する70%。これだと、私の場合心拍強度はゾーン4まで上がってしまいます。なのでFTP値を下げました。
長くなりましたが、トレーニングです。
ZWIFT 「Active Offseason 」【Endurance】2時間20分休憩無し!
まずはFTP値を下げます。
なんでもいいので、ワークアウトを選ぶと下の画面になるので、画面右下のFTP値を変更すれば、トレーニングプランのFTP値も変更されます。
以前「Active Offseason 」を完遂した時のほぼ毎回心拍ゾーン4~5。3時間「Endurance」にも耐えれていたのですが、最後はヘロヘロでペダリングもバラバラでした。
正直、この3ヵ月のプランを終えた後は疲労がたまりFTPは下がりました。下がったと言うか、FTPテストを完遂できないほどひどい状態。辛いトレーニングだったのでショックでした。
それでも懲りずにまたやってしまうのはバカなんでしょうか。
いやいや、今回は楽に乗って(FTP下げて)ペダリングやフォームに意識を集中。
2時間20分ひたすら回し続けます。
スマートローラーERGモード(自動負荷調整)なので休憩は一切なしです。
長い。
長い。
長い。
なげーよ。
お尻が痛くなってくるのでフォームを色々試したり、ダンシングを織り交ぜながら痛みを軽減。
ペダリングも回転数を変えながら、ダウン・アップストロークを交互に。長い時間走っていると自然と感覚がつかめてきて、ペダリングが楽になる瞬間があります。
初めの1時間は心拍数が150を超えていましたが、徐々に下がり最後は140ちょっと。それでも高め。平均値よりは10以上高いと思われます。
疲れますが、ワット数が低いので脚への疲労はそれほどなく終了。TSS116稼げたのでいい感じでした。